プロジェクトに臨む姿勢fromデブサミ2008
2008年03月14日(金)17:57|那須
那須です。
だいぶ遅くなりましたが、2/13(水)にデベロッパーサミット2008に行ってきました。3つのセッションを聴講したのですが、その内、一番興味深かった新車開発”巨大プロジェクト”マネジメント(片山信昭氏)を紹介したいと思います。
セッションの内容は、トヨタの新車開発で行われるプロジェクトマネジメントについてだったのですが、プロジェクトのリーダーとして、もしくはスタッフとしても、担当するプロジェクトに臨む姿勢を考えさせられる内容でした。
まず、興味を持ったキーワードをピックアップしておきます。
- 強力な専任リーダー
- この業務は私がやりました
- 第三者に見せるものを
- 中途半端では何も残らない
- 忙しいからこそ休む
強力な専任リーダー
リーダーといっても、権限が与えられず、肩書きだけということを避けるということを強調していました。興味深かったのは、24時間担当するプロダクトのことだけを考えることで、「リーダーの○○さんがそういっているんだから、それで行こう」とその人の意見が尊重できるということです。
この業務は私がやりました
できるまでやるかか、時間までやるかを選択するというお話の時に、「この業務は私がやりました」と誇れるかどうかが折り合い点になるのではないかということです。
できるまでやろうとすると、残業せざるを得ないケースが出てきます。それでも、自分のモチベーションを保っている間は、残業が苦になることはなく、逆にそのプロダクト/サービスを開発している時間は、とても面白いものです。最近、意識して、興味を持てなくなってきている時でも、積極的にプロダクト/サービスを自分が担当したんだといえる点を探すようにしているので、それを今後も続けていけたらいいなと改めて感じました。
また誇れる点をプロジェクト参加者全員で共有していけたら最高かと思います。
第三者に見えるものを
プロダクト/サービスを説明する時は、わかる言葉で書きましょうということです。特にIT関係者は、技術用語ばかり使うということを仰られて、耳が痛い思いでした。
特に触れられていたわけではありませんが、第三者を常に意識してプロジェクトに取り組むことで、自分が、もしくはクライアントが、何をしたいのかが、よりわかるようになる気がします。
中途半端では何も残らない
やりきることで
- 自分なりの納得感
- 新たな知見、発見
- 周りも認めてくれる
ということです。まさにそのとおりだと思います。
忙しいからこそ休む
一生懸命やるからこそ、休みはきちんと休みましょうということです。
確かに、短期のプロジェクトであれば、数ヶ月で頑張れば終わりますが、仕事はその後も続きます。当然、後の仕事は手を抜いていいわけではないので、そのとおりだと思います。
最後に
セッション自体は、片山氏が冒頭でも仰っていましたが、車の開発におけるマネジメントのため、ソフトウェアの世界とは多少異なるところがあるかなと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。どちらかというと、巨大プロジェクトの話ゆえに、私が担当するようなプロジェクトでは扱えないようなことがありました。
話全体を通しては、モチベーションを保ちながら、積極的にプロジェクトに取り組んでいきましょう、という内容と捉えたので、とても面白かったです。
上記に書いたようなことは、どんなときでも適用できるので、常に心に留めておきたいです。